早川勝二 Katsuji Hayakawa
京の刻
早川勝二 Katsuji Hayakawa
CUTOUT solo Exhibishion
ある人がユトリロに尋ねた。
「もし、パリに二度と帰って来れないなら何を持ってパリを去るか?」
それに対してユトリロは「漆喰のかけらを持っていく」と答えたそうだ。
目が記憶し、手が覚えている…・建物の壁や質感を…・
「この町に育てられた」
この中に私がいる
ある時作家は。
筆では描き切れない町の存在感、空気、貴、時を見つけられるようになった。
町の変化は激しいが、それでも通りに懐かしい店が佇み、
格子戸の奥に顔見知りの職人が暮らす。
作家は、、
その一つ一つを自分の手の内で
“刻み取り”
確かめたかった、、
プロフィール
1942年 京都市生まれ
デザインを平野胤男氏(一系会)に師事
洋画を桑田道夫氏(新製作協会)に師事
日本図案家協会展商工会議所会長賞受賞
国際花と緑の博覧会に出品
京都染織デザイナー協会記念展 金賞受賞
ニューヨーク市FIT「CCC日本海外展」出品入賞
現在
社団法人日本図案家協会会員
一系会会員 京都染織デザイナー協会会員
凛の会結成会員